先日PCで作業をしていたら、突然、ソフトウェア企業のロゴの入った画面が現れて、ピーッ ピーッという不安を煽る警告ともに「このコンピュータはトロイの木馬ウイルスに感染しています このウイルスはクレジットカード 社会保障番号 ID 電子メールアドレスなどの個人情報を追跡するカクシカンシ(隠し監視？)ソフトウェアです あなたの情報はハッカーや第三者に送信されウイルスを送信しコンピュータに損害を与える可能性があります マイクロソフトエンジニアの品川東京からのサポートについてはフリーダイヤルに電話して下さい」という音声合成によるアナウンスが流れました。




これだけ詐欺などの注意喚起がされている世の中なので、このような場合画面のいずれもクリックしないことや電話をかけないことは情報として持っておりましたが、画面の消し方が分かりませんでした。
とりあえず、画面に表記された一文・OS名・電話番号などを入れて検索してみるとすぐに詐欺だということが分かり、マイクロソフトの公式サイトで紹介されている対処法通り（Ctrl ＋Alt ＋ Del キーを同時押しでタスクマネージャーを開いてブラウザアプリを選択、タスクの終了）にするとすぐに画面は消えました。
耳障りな音が消えて安堵。

ちなみに参考にしたページはこちらです。

https://news.microsoft.com/ja-jp/2021/01/29/210129-information/

何年も前からあるのですね。

詐欺。犯罪。最近では闇バイトに関する恐ろしいニュースを沢山見聞き致しますが、決して他人事ではございません。
うちにも以前、ガス会社と提携しているという人物や、屋根の釘が出ているので危険ですと言って訪ねて来た人物がおります。いずれも「うちには懇意にしている業者さんがいるので」とお断りしましたが、今考えると“下見”していたのでしょうか。

母が、「詐欺被害にあった人のリストの中に関口〇〇(母の名)さんの名前がありました」という電話を受けたこともありました。
母以外は外出していて「自分では対処できない」とすぐに切ったようですが、実はこの話を聞くほんの少し前に、栃木県警のとある部署から電話がありました。受けたのはわたくし。
内容は、わたくしの住む地域で “詐欺のリストに名前が載っているという詐欺電話” が横行している、というもの。
栃木県警から直接電話が掛かって来るものなの？とその時は不信に思い、
もう一度部署と名前を聞き直し、話を終えた直後にナンバーディスプレイの番号と合わせて調べたら、間違いなく栃木県警からのものでした。
母にも伝えたところ「そう言えば」と件の話（言おうと思って忘れていたらしい）をされて「え、まさにそれじゃん」となり、県警さんより「何かあったら連絡を下さい」とのことでしたので掛け直して母が受けた電話の内容、日時などを伝えました。情報は他の家族とも共有。

世の中にはいつでも恐ろしい犯罪が潜んでいていつ自分が被害に遭うか分からず、加害者になる可能性もあるわけで、「情報」の扱いには得る時も差し出す時も注意が必要だなと感じます。
わたくしは情に流されやすいところがあると自覚しているので一層に。
とは言え、そんな警戒心も役立たぬほど恐ろしい手口の犯行があることは事実で、一先ず出来る対策は取っておくしかないのかなと思います。

長くなってしまいすみません。

こんなこともあるのだなと、小さな情報としてお心に留まれば幸いです。


あなた様、ご自愛下さい。


ゆき